結婚祝いのお返しのマナー | 時期・金額・どんな品物がよいの？

結婚祝いのお返しはマナーを考えて選ぶ必要があるため、どのようなものがよいか迷う方もいるでしょう。
いざというときに迷わないように、事前にマナーを理解しておくことが大切です。この記事では、結婚祝いのお返しのマナーがわかります。
時期・金額・おすすめの品物を紹介するので、結婚祝いのお返しに悩まれている方はぜひ参考にしてください。

結婚内祝いを贈る時期

結婚内祝いを送る時期は、1か月以内が目安です。結婚式を挙げてから、1か月以内に贈ることを念頭に置きましょう。
結婚式を挙げていない方は、結婚祝いをいただいてから1か月以内に贈ることを心がけましょう。
挙式後に結婚祝いをもらった場合も同様に、品物をいただいてから1か月以内が目安とお考えください。
贈るのが遅くなりそうなときは、事前に贈る時期を相手に伝えておきましょう。

結婚内祝いの金額の目安

結婚内祝いは、結婚祝いでいただいたものの半額〜3分の1ほどの金額が相場です。
つまり、5,000円程の結婚祝いなら、半額だと2,500円程、3分の1だと1,700円程が目安です。
しかし具体的な目安は、結婚祝いをいただいた方や人数などによって異なります。
たとえば、上司や先輩など年上の人から結婚祝いをもらった場合、結婚内祝いの金額は3分の１にしましょう。
目上の人へ安いものを贈るのは不安かもしれませんが、結婚祝いと同じくらいの値段のものを返すとマナー違反になります。
金額が不明な結婚祝いをもらったらインターネットで同じような品物を調べ、その金額を参考にしてください。

結婚内祝い「のし紙」の種類と掛け方

「のし紙」の種類は用途によって様々ですが、結婚内祝いの場合水引の色は「紅白または金銀」、本数は「10本」、結び方を「結び切り」にするのが一般的です。
水引によって意味合いが変わることに気を付けましょう。

「のし紙」の掛け方は、内のしと外のしの2種類があります。
一般的なのは、結婚内祝いが入った箱の上に直接のしをかけて包装する「内のし」です。
のし紙の上から包装することでのし紙が隠れ、渡す際にアピールをしすぎず、相手にも控えめな印象を与えます。
また、内のしは宅配便で結婚内祝いを贈る場合も最適です。配送中にのし紙が汚れたり、破れたりする心配もありません。
一方、外のしは相手へのお礼の気持ちを強く表現したいときにおすすめです。
内のしのように上から包装紙で包んでいないため、ひと目で贈り物の目的が相手にも伝わります。

地域の習慣もチェックしよう

結婚内祝いは、地域の風習によってそれぞれ異なる場合もあります。
昔からの習わしに背くとマナー違反にもなりかねないため、両親や親戚の年長者にあらかじめ聞いておきましょう。

結婚内祝いの渡し方

結婚内祝いを直接渡す場合は、こちらから相手のお宅に出向きましょう。
あらかじめ、相手に都合のよい日を確認して予定を合わせると相手にも迷惑がかかりません。
当日は、約束した時間どおり相手方の自宅へ行きます。
結婚内祝いは、手提げ袋や風呂敷などに包んで持参しましょう。
相手のお宅に到着し部屋に案内されたら、風呂敷や手提げ袋から出して渡します。
その際、「おいしい〇〇です。ぜひお召し上がりください」など、一言伝えると相手もうれしく思ってくれるでしょう。
また遠方で直接お渡しできない方や、お相手が忙しく手渡しではご負担になる場合には、配送してもOKです。
その際にはお礼状やメッセージカードを添えることで気持ちの伝わる結婚内祝いとなるでしょう。

結婚内祝いにおすすめの品物

結婚内祝いにおすすめの品物をご紹介します。

食べ物

結婚内祝いは、「消えもの」がよいといわれています。
消えものとは、食べ物のような消費できるものです。
食べ物といっても相手の好みにも合わせる必要がありますが、クッキーやマドレーヌのような焼き菓子は結婚内祝いの定番です。
また、そうめんやうどんなど、日持ちがするものも喜ばれるでしょう。

カタログギフト

さまざまな商品の中から、自分の好きな品物を選べるカタログギフトも結婚内祝いには人気のアイテムです。
相手の好みの品物を自分で選ぶ必要もありません。
カタログギフトには、老舗のお菓子やブランドグッズ、旅行券、ギフト券などが幅広く掲載されており、わくわくしながら選んでくれること間違いなしです。

雑貨

結婚内祝いを贈る相手の好みを知っている方は、雑貨も喜ばれます。
アロマグッズやキッチン用品、入浴剤、ハンカチ、コスメなど相手の好きそうなアイテムを選びましょう。
結婚内祝いでは、タオルも定番の品物です。
日常生活でタオルを使う機会は頻繁にあるため、何枚合ってもうれしいはずです。
子どもがいる家庭ならキャラクターが描かれたタオルにするなど、相手がどんなものだと喜んでくれるか考えるのがポイントです。

結婚内祝いに向いていない品物

結婚内祝いでは、マナー違反とされる品物があります。

切れるを連想させるもの

包丁やはさみといった「切れる」をイメージする品物を向いていません。「切れる」は、「縁が切れる」を連想されるためです。
薄くて割れやすい食器も、「仲が壊れる」をイメージされるので向いていません。

縁起が悪いもの

「くし」や「日本茶」は、結婚祝いにはふさわしくありません。「くし」は苦・死を連想させ、縁起が悪いといわれています。
日本茶は葬儀や法事で出される機会が多いため、結婚内祝いには不向きです。

失礼にあたるもの

結婚内祝いを目上の人に贈る場合、靴や靴下、肌着などの下に身に着ける衣服は失礼になります。
また、スリッパやラグ、マットなども、お祝いのお返しには向いていないため贈らないようにしましょう。

小野製麺の半田めんは結婚祝いのお返しにも贈りやすい！

シンプルな素材で長期保管のきくそうめんは、お送りするお相手の好みや忙しさを配慮した贈り物として人気の品。
小野製麺の半田めん（半田そうめん）は長い歴史と伝統、味への想いを込めてお作りしています。ぜひ、結婚内祝いの贈り物としてご利用ください。

結婚内祝いにおすすめ！ギフトご紹介ページはコチラ

まとめ

結婚祝いのお返しは、1か月以内に贈るのが基本です。
それまでに、マナー違反にならないお返しを準備します。
金額の目安は半額から3分の１程度ですが、地域の習わしによって違いがあるため事前に確認しておくと安心です。
今回紹介したおすすめの品物を、ぜひ結婚内祝いを選ぶ際の参考にしてください。