そうめんを一年中楽しむ！リメイク＆アレンジレシピ特集

夏の定番といえばそうめん。お中元などでいただく機会も多く、ついたくさん茹ですぎて余らせてしまうことも。
そんな時に役立つのが「そうめんリメイク」です。ひと工夫で余ったそうめんが新しい料理に早変わり。今回は、リメイクだけでなくアレンジで一年を通して楽しめるメニューもご紹介します。和風や洋風、おつまみにもピッタリのレシピまで、食卓がぐっと豊かになる11選です。

【リメイク・再利用におすすめ】余ったそうめんが新しい一皿に変身

ゆですぎてしまったそうめんや、残ってしまったそうめんでもOK。炒め物やグラタン、オムレツにリメイクすることで、おいしい一品に生まれ変わります。おつまみからメインディッシュまで活用できるリメイクレシピをご紹介します。

チヂミ風半田めん

お酒のおつまみにもぴったりなチヂミ風半田めん（半田そうめん）。
外はカリカリ、中はもちもちの半田めんならではの食感をお楽しみいただけます。

【材料】（1人分）

• 半田めん：100g
• 【A】ニラ：1/2束
• 【A】豚肉やチーズなどの具材：お好みで
• 片栗粉：大さじ2
• ごま油：大さじ1

＜タレ＞

• しょうゆ：大さじ1
• 酢：大さじ1
• ごま油：小さじ1
• ラー油：少々

【つくり方】

1. ＜チヂミのたれ＞の調味料をすべて混ぜ合わせておきます。
2. 半田めんは、少しかために約5分ゆで、流水でよく洗って水気を切ります。
3. 【A】はそれぞれ食べやすい大きさに切ります。
4. 2をボウルに入れ、3と片栗粉を加えて混ぜ合わせます。
5. フライパンにごま油をひき、4を平らになるように広げて中火で焼きます。
6. 片面にこんがり焼き色が付いたらフライ返しでひっくり返し、上から軽く押しながら焼いていきます。
7. 両面にしっかり焼き色が付いたらできあがりです。食べやすい大きさにカットし、1の＜チヂミのたれ＞をかけてお召し上がりください。

そうめんカレーチャンプルー

大人も子供も大好きなカレー味のチャンプルー風半田めん（半田そうめん）。
ウィンナーやミックスベジタブルで見た目もカラフル！

【材料】（2人分）

• 半田めん：100g
• サラダ油：小さじ2
• 【A】めんつゆ（ストレート）：40ml
• 【A】ウスターソース、カレー粉：各小さじ1
• 塩・こしょう：適量
• ウィンナー：40g
• ミックスベジタブル：80g

【つくり方】

1. たっぷりのお湯に半田めんを約５分固めにゆで、流水で洗い水気を切ったらサラダ油をからめます。
2. 【A】の材料と塩、こしょうを混ぜ合わせます。
3. フライパンにサラダ油を適量ひいて熱し、小口切りにしたウィンナー、ミックスベジタブルを炒めます。
4. さらに1を加えてさっと炒め、2を全体にからめるように炒め合わせます。必要に応じて塩、こしょうで味を調えます。最後に器に移して完成です。

そうめんカレーチャンプルーのレシピはコチラ

キノコグラタン半田めん

秋の味覚しめじとホワイトソースが半田めん（半田そうめん）と相性良く、心も体も温まるグラタン風レシピです。
チーズをたっぷりのせてお楽しみください。

【材料】（1人分）

• 半田めん：100g
• しめじ：1/2袋
• 玉ねぎ：1/2個
• ホワイトソース：少量
• 牛乳、水、バター、チーズ：適量

【つくり方】

1. 熱したフライパンで玉ねぎ、しめじをバターで炒めます。
2. 市販のホワイトソースの素、水、牛乳を加えて伸ばします。
3. 下ゆでなしで半田めんを投入し、３分ほど煮ます。
4. グラタン皿に移し、上にチーズをお好みでトッピングしたら、約8分グリルで焼き焦げ目が付いたら完成です。

キノコグラタン半田めんのレシピはコチラ

スープ仕立てのカルボナーラ半田めん

市販のスープで簡単リメイク。クリーミーなスープ仕立ての半田めん（半田そうめん）レシピです。
冷蔵庫に残っているきのこやベーコンなど、お好きな具材で代用できます。

【材料】（2人分）

• 半田めん：200g
• カルボナーラソース（市販）：2人前
• 豆乳：300ml
• キャベツ：2～3枚
• ウィンナー：2～3本
• 味噌（だし入り）：大さじ2～3（だしが入っていないタイプの味噌を使用する場合は、顆粒だしを少々）

【つくり方】

1. 半田めん（半田そうめん）はお好みの固さに茹で、流水でしっかり洗って水気を切っておきます。
2. キャベツとウィンナーは食べやすい大きさに切って準備します。
3. 鍋にカルボナーラソースと豆乳を入れて軽く混ぜ合わせ、中火で加熱します。
4. 沸騰してきたらキャベツとウィンナーを加え、具材に火が通るまで煮込みます。
5. 火を止めて味噌を溶かし入れます（だしが入っていないタイプの味噌を使う場合は、顆粒だしを少量加えてください）。再び火をつけて混ぜ合わせ、ふつふつと煮立ったらスープの完成です。
6. 半田めんをお湯で温め直して器に盛り、5のスープをたっぷりとかければ出来上がりです。

ココット焼き

ゆですぎて余ってしまったそうめんのリメイクにはココットもおすすめ。
少ない食材で簡単に「もう一品」ができあがります。

【材料】（2人分）

• ゆでた半田めん：60g
• 卵：1個
• なめ茸（瓶詰）：50g

【つくり方】

1. ココット（耐熱性の器）になめ茸、ゆでた半田めん入れ、卵を割り入れます。
2. トースターで火を通し、卵が半熟になってきたら取り出して完成です。わさびや万能ねぎをトッピングしてお召し上がりください。

ココット焼きのレシピはコチラ

オープンオムレツ

少量の余った半田めん（半田そうめん）を洋風レシピにリメイク！野菜もふんだんにつかった彩り豊かなオープンオムレツでテーブルも華やかに。

【材料】（4人分）

• ゆでた半田めん：60g
• ニンニク：1/2片
• じゃがいも、ブロッコリー、玉ねぎ、マッシュルーム：各50g
• ベーコン：20g
• 卵：3個
• パルミジャーノ・レジャーノ：35g
• 生クリーム：35cc
• プチトマト：4個
• トマトケチャップ：大さじ1
• ナツメグ：少々
• 塩、こしょう：各少々

【つくり方】

1. じゃがいも、玉ねぎ、マッシュルーム、ブロッコリーをそれぞれ5mm角にカットします。
2. フライパンに火をかけ、にんにくのみじん切りと細切りにしたベーコンを入れて炒めます。ベーコンの脂が出てきたら、1の野菜を加え、しんなりするまで炒め合わせ、塩・こしょうで味を調えます。
3. ボウルに卵を割り入れ、ゆでて刻んだ半田めん、パルミジャーノ・レジャーノ、生クリーム、4等分に切ったプチトマト、トマトケチャップ、ナツメグを加えてよく混ぜます。
4. 2のフライパンに3を流し入れ、ふたをして蒸し焼きにします。卵が固まったら器に盛り付け、お好みでケチャップやサラダを添えて完成です。

オープンオムレツのレシピはコチラ

焼き半田めん

シンプルなそうめんをリメイクして贅沢な焼き麺に。かに爪や野菜の旨みがもちもち麺にからみ、香ばしい風味で箸が止まらなくなるおいしさです。

【材料】（2人分）

• 半田めん：50g
• かに爪：4本

※エビや魚肉ソーセージでも代用可（お好みで）

• 筍の水煮：50g
• 白菜：120g
• しいたけ：2個
• エリンギ：1本
• めんつゆ（ストレート）：100cc
• サラダ油、ごま油：各適量
• 塩、こしょう：各少々

【つくり方】

1. かに爪は水気をしっかり切り、筍の水煮は薄切りにします。
2. 白菜は軸と葉に分け、4～5cm幅のざく切りに。しいたけは軸を縦薄切りにし、笠は3等分にします。エリンギも薄切りにしておきましょう。
3. 半田めんは少し固めに5分ほどゆで、流水で洗って水気を切り、サラダ油をからめます。
4. 鉄板にサラダ油を熱し、白菜の軸、かに爪、しいたけ、エリンギ、筍、白菜の葉の順に入れて中火で炒め、塩・こしょうで味をととのえます。
5. そこへ半田めんを加えて炒め合わせ、めんつゆを回しかけて全体をからめます。仕上げにごま油をふりかければ完成です。

焼き半田めんのレシピはコチラ

キーマカレーのパリパリめん

ゆでたそうめんを香ばしく焼き上げて、野菜たっぷりのキーマカレーをのせた一皿。余ったそうめんのリメイクにもぴったりな、食べごたえ満点のレシピです。

【材料】（2人分）

• 半田めん：200g
• 片栗粉：小さじ2
• サラダ油：大さじ1

＜キーマカレー＞

• にんにく、生姜：各1片
• 合いびき肉：180g
• 玉ねぎ（みじん切り）：70g
• セロリ（みじん切り）：40g
• 赤・緑ピーマン（みじん切り）：各1個
• しいたけ（みじん切り）：２個
• カレールー：1片
• 水：180㏄
• 卵：2個
• パセリ：適量
• 塩、こしょう：各少々

【つくり方】

1. 半田めんはお好みの固さにゆでてから流水でしっかり洗い、水気をよく切ります。そこに片栗粉をまぶしておきましょう。
2. フライパンにサラダ油をやや多めに熱し、麺を4等分にして丸く広げるように並べます。両面にこんがりとした焼き色がつくまで香ばしく焼き上げます。
3. 別のフライパンにサラダ油を入れ、みじん切りにしたにんにくと生姜を加えて火にかけます。香りが立ったら、ひき肉・玉ねぎ・セロリを加え、塩こしょうで調味しながら炒めます。さらにピーマンとしいたけも加えて、全体がしんなりするまで炒めましょう。
4. カレールーを少量の水で溶いて3に加え、残りの水も注いで水分がほとんどなくなるまで炒め煮にします。
5. 焼き上げた麺を器に盛り、その上にカレー炒めをかけます。仕上げに目玉焼きをのせ、パセリをふりかけたら完成です。＊盛り付けの前に、麺に包丁で切れ目を入れておくと食べやすくなります。

キーマカレーのパリパリめんのレシピはコチラ

【アレンジでいつでも楽しめる】そうめん新レシピアイデア

こちらは季節を問わずさまざまな食べ方を楽しむことのできるアイデアレシピ３選。お茶漬け風、サラダ風アレンジなど、新しいアレンジそうめんレシピをピックアップしてご紹介します。

いなり寿司風そうめん

色鮮やかな見た目に食欲もわくいなり寿司風半田めん（半田そうめん）。
お花見やピクニックのお弁当にもおすすめです。

【材料】（12個分）

• 半田めん：100g
• 油揚げ：6枚
• 【A】めんつゆ：3/4カップ（150ml）
• 【A】水：1/2カップ（100ml）
• 【A】みりん：大さじ1

＜錦糸卵＞

• 卵：1個
• 砂糖：小さじ1
• 塩：少々
• サラダ油：少々

＜その他＞

• かにかまぼこ：6本
• きゅうり：1/2本
• 甘酢しょうが：適宜

【つくり方】

1. はじめに、油揚げの準備をします。めん棒（もしくは菜箸）で1、2回転がした油揚げを袋状になるよう半分に切り、熱湯で2分ほど茹でます。茹で上がった油揚げは水気をしぼっておきましょう。※袋が開きやすいふっくらとした油揚げの場合は、めん棒を転がす工程は不要です
2. 鍋に【A】をいれて1の油揚げを加えます。落とし蓋をしたら弱火で15分ほど煮含め、バットなどに移して冷まします。
3. 次に、錦糸卵をつくります。卵に砂糖、塩を加えときほぐし、サラダ油を薄くぬったフライパンで薄焼き卵を焼きます。焼きあがった卵を細切りにしたらできあがりです。かにかまぼこは手で裂き、きゅうりは斜め薄切りにして、細切りにしておきましょう。
4. たっぷりのお湯で半田めんを約6分ゆで、冷水でもみ洗いし水気を切ったら、3と混ぜ合わせます。
5. 2の油揚げの袋の上側を少し中に折り込み、4をつめたら完成です。最後に甘酢しょうがを添えても美味しくお召し上がりいただけます。

いなり寿司風そうめんのレシピはコチラ

ツナマヨぶっかけそうめん

さっぱりしたサラダとツルツルでコシのある半田めんにツネマヨをのせたリメイクレシピです。
ツナマヨのコクが満足度抜群の、野菜不足も補える嬉しい一品です。

【材料】（2人分）

• 半田めん：200g
• レタス：1枚
• たまねぎ：1/8個
• かいわれ菜：1/4パック
• コーン：大さじ２程度
• ストレートつゆ：1/2カップ

＜ツナマヨ＞

• ツナ缶：小1缶
• マヨネーズ：大さじ1

【つくり方】

1. レタスは食べやすい大きさにちぎり、玉ねぎは薄切りにします。かいわれ菜は根を切り落として半分に切り、それぞれボウルに入れて水にさらします。シャキッとしたら水気をよく切ってください。
2. ツナとマヨネーズを混ぜ合わせて、ツナマヨを作ります。
3. 鍋に湯を沸かし、半田めんをゆでます。ゆで上がったら冷水で洗い、しっかりと水気を切ってください。
4. 器に3の半田めんを盛り、1の野菜、2のツナマヨ、そしてコーンをのせます。最後につゆをかければ完成です。

ツナマヨぶっかけそうめんのレシピはコチラ

ひんやりお茶漬け麺

暑い季節にもさらっと食べられるお茶漬けにリメイク。
お好きな具材を乗せて自分好みのお茶漬け麺にアレンジしてもOKです。

【材料】（2人分）

• 半田めん：200g
• 水（または出汁）：400ml
• 昆布茶：4g
• 薄口しょうゆ：小さじ2
• たらこ：1/2腹
• 壬生菜漬け：適量
• 芽ねぎ：適量
• 白ごま：適量
• すだち：2枚

【つくり方】

1. 水（または出汁）に昆布茶を溶かし、薄口しょうゆを加えてよく混ぜ、そのまま冷やしておきます。
2. 鍋にたっぷりの湯を沸かし、「半田めん」を茹でます。茹で上がったら流水で洗い、しっかりと水気を切ってください。
3. 器に2の半田めんを盛り、1のつゆをかけます。たらこ、刻んだ壬生菜の漬け物、芽ねぎをのせ、仕上げに白ごまをふってすだちを添えれば完成です。具材はお好みでアレンジしていただけます。

ひんやりお茶漬け麺のレシピはコチラ

【この他、半田めん（半田そうめん）のアレンジレシピはコチラからご覧いただけます。】

まとめ

そうめんは夏に食べるだけでなく、リメイクやアレンジをすることで一年中楽しめる万能食材です。余ったそうめんも工夫次第で立派な一品に早変わり。ぜひ今回のレシピを参考に、日々の食卓やおもてなしに役立ててみてください。日々の食卓に半田めんをプラスしていただければ幸いです。

半田めん（半田そうめん）について詳しくはこちらの紹介ページから