大根おろしを使ったそうめんレシピをご紹介！部位の選び方や保存方法も

冬野菜の大根は煮物やサラダのほか、大根おろしにしていろんな調理に活用もできます。
もちろんそうめんとの相性もばっちり。
今回は簡単に作れる大根おろしを使った半田めんレシピや、調理時の部位の見分け方・保存方法をご紹介します。

簡単レシピ・大根おろしと豚肉の「みぞれ豚しゃぶ半田めん」

大根をおろす作業は中々の手間。
となれば調理はなるべく簡単に、手早く済ませたいですよね。
そんなときにおすすめの時短で美味しいアレンジレシピを作ってみました。

みぞれ豚しゃぶ半田めん（半田そうめん）

材料（2人分）

• 半田めん（半田そうめん）　200g
• 大根おろし　2カップ程
• 豚肉しゃぶしゃぶ用　300g
• 水　2カップ
• 白だし（市販）　60㎖
• めんつゆ　大さじ3
• 唐辛子　適量

作り方

1. 「半田めん（半田そうめん）」は、お好みの加減にゆで、流水でよく洗って水気を切ります。
   【ポイント】
   半田めん（半田そうめん）を美味しくお召し上がりいただくために、こちらの茹で方ご紹介ページもぜひご覧ください。
2. 鍋に水と白だしを入れ沸いたら、豚肉をしゃぶしゃぶします。
3. 灰汁を取り除き、大根おろしを加えます。おろした際の水分もそのまま使いましょう。
4. めんつゆを入れて全体になじませ、①の半田めん（半田そうめん）を加え、温まったらできあがり。
5. お好みで、唐辛子（七味唐辛子）をトッピングしてお召し上がりください！

大根おろしは火を通すことで辛みが減り、甘みが増してやわらかな味わいに。
白だしベースのみぞれはお子さまにも食べやすく大根おろしの栄養をたっぷり摂り入れることができます！

全ての調理が包丁を使わずできるのも嬉しいポイント。
豚しゃぶはヘルシーな上にたんぱく質も多く含まれおり、ビタミンB1も豊富。
炭水化物をエネルギーとして消化してくれる作用があります。
また大根に含まれる食物繊維は豚肉やそうめんに足りない栄養素を補ってくれるので、ダイエットメニューとしてもおすすめです。

さっぱり食べやすい「梅おろしそうめん」もおすすめ

大根おろしと種をくりぬいた梅干しの果肉を粗めに刻んで合わせます。
お好みの加減で茹で上げた半田めんを器に盛り、その上に梅おろしをのせて千切りにした青じそをまぶしたらめんつゆをかけて完成です。
粗めに刻むことで梅干しの果肉の食感が立ち、ほどよい酸味が食欲を刺激します。
さっぱりとした大根おろしと、青じその風味をアクセントにすることでより爽やかな味わいに。
暑さの厳しい夏にもつるつると食が進みます。
梅干しには代謝を高める「クエン酸」や整腸作用のある「植物性乳酸菌」が含まれています。
また大根の辛みには殺菌作用や喉の痛み・炎症を抑える作用もあると言われており、夏バテ対策だけでなく、風邪をひいた時にもおすすめです。

梅おろしそうめんのレシピはコチラ

甘い方？辛い方？大根料理は部位によって使い分けを！

大根おろしに適しているのは大根の葉に近い方の部分です。
葉の部分を上として考えたときに味わいの違いは上部・中心部・先端部と3つに分けることができます。

スーパーで切り分けているものを買う場合は、目的によって使い分けるといいでしょう。

上部（葉は含まず）

3つのなかでもっとも甘い部位です。
歯ざわりが良く、シャキシャキとした食感が楽しめるのでサラダなどの生食で使用するのに適しています。
辛みが苦手だったり控えたい料理であったりする時は上部分を使うのがおすすめです。

中心部

ほどよい甘みのちょうどいい部位です。
食感は柔らかく、おでんや煮物などの加熱料理に向いています。
調理の用途に迷ったら真ん中を選んでおくのがベターです。

下部（先端部）

もっとも辛みの強い部分です。
大根おろしにすることでつくられる辛み成分「イソチアネート」は先端にもっとも多く含まれているため、薬味など辛みを強く出したい時には先端部分を使用するといいでしょう。

大根おろしを保存するには？

大根をおろす作業はなかなかの重労働。
「料理に使いたいけど手間がかかる」と思う方もいるのではないでしょうか。
そんな時は作り置きで冷凍保存がおすすめです。
まとめて時間を取って作ることで、いざ料理をしようという時に楽になります。

子供に料理のお手伝いをお願いして、親子で一緒に大根おろしを作るのも良いですね。

大根おろしの冷凍保存方法

1. おろした大根の水気をよく切る
2. ラップで包み、小分けにしたら平らに整える
3. 冷凍保存用袋で空気を十分抜き、冷凍庫で保存する

解凍の際は調理前に自然解凍しましょう。
冷凍での保存期間は3週間から4週間です。

そうめんの保存についてもご紹介しています。ぜひご覧ください。
長持ち食材「そうめん」！美味しく食べるためのそうめん保存術

まとめ

いかがでしたでしょうか？大根おろしを使ったそうめんレシピや調理に役立つ部位の見分け方、保存方法についてご紹介しました。
大根おろしは冷たいそうめんにも温かいそうめんにもよく合います。
ご紹介したレシピや調理方法をぜひお役立てください。