そうめんの気になるカロリーは？糖質量やダイエット中にもおすすめの食べ方を紹介

さらっと食べられてついつい食べ過ぎてしまうこともある「そうめん」。
カロリーが気になるという方も多いのではないでしょうか。
この記事ではそうめんのカロリーや糖質量とほかの主食との比較、ダイエット中でもおすすめの食べ方を解説します。

そうめんのカロリー・糖質はどのくらい？

茹でたそうめんのカロリーや含まれる栄養素の量

上の表は、そうめん50gと100gあたりに含まれる栄養素です。
表を見ると、そうめんは脂質が少ない一方、糖質は高めなことがわかります。
そうめんの種類により1束あたりの重さは異なることにご注意ください。

そうめんと他の主食との違いを比較

カロリーと糖分量の比較

上の表は、そうめんとほかの主食の100gあたりのカロリー、糖質を比べたものです。
そうめんとうどん、そばのカロリーや糖質にはさほど大きな差はありません。
また、白米や玄米、食パンなどと比較すると、そうめんのカロリーや糖質は少なめということがわかります。
ただし、さらっと食べられるそうめんやうどんなどの麺類は、ついつい食べ過ぎてしまうことがあるため、食べ過ぎてしまった結果、ご飯よりもカロリーが多くなる可能性がある点については注意が必要です。

そうめんは茹でるとカロリー変化するの？

そうめんのカロリーは、茹でることで低くなります。
乾麺が333カロリーで茹でた後が114カロリーです。
また、糖質は乾麺の状態で70.2g、茹でた後では24.9gといずれも大幅に下がります。
これは茹でることによってお湯に小麦の成分や各栄養素が溶けることに起因します。

そうめんの食べ過ぎは太る？

さらっと食べやすく、食欲がなくなる夏に大活躍するそうめんですが、食べ過ぎは太るのでしょうか。

一度に沢山食べると血糖値が急上昇しやすい

そうめんの主原材料は小麦粉のため、糖質が多く含まれます。
そのため、食べ方によっては血糖値が上がりやすくなる傾向にあります。

また、白米やうどんと同様、そうめんは食後血糖値が急上昇しやすい食品とされています。
一度にたくさん食べると血圧が急激に上がり、上がった血圧を下げようと体が働くことで太りやすくなりますので、暴食には十分気を付け、適切な量を食べるようにしましょう。

メーカーによっても異なりますが、1束50gのそうめんであれば2束が1人前100gで、白米お茶碗一杯分よりやや少ないくらいの糖質です。
100gを目安に、食べ過ぎに気をつけましょう。
特にお腹が空いているときには、糖質の高いそうめんを食べ過ぎると血糖値が上がりやすくなるためご注意ください。

バランスよく食べるのがおすすめ

血糖値の上昇が気になる場合は、そうめんに野菜やお肉などを組み合わせて、栄養が偏らないようにすることがおすすめです。
茹でるだけで手軽に食べられるため、お昼はそうめんだけという日もあるかもしれません。
血糖値の急上昇を防ぐには、食物繊維やビタミンなどが含まれる食材も一緒に食べるように心がけ、そうめんだけで満腹にしないことが大切です。

そうめんのカロリーが気になる場合におすすめの食べ方

次に、そうめんと野菜を組み合わせたメニューを紹介します。
野菜と一緒に食べることで、カロリーが多くなるのを防げるため、ぜひお試しください。

ミネストローネ

玉ねぎ、大根、ジャガイモ、きのこ類を刻んでトマトで煮込んだスープです。
たくさんの野菜を入れて食べ応えをアップさせます。
食べ過ぎを防ぎ、なおかつ野菜をたくさん入れることで低カロリーに抑えられるメニューです。
また、トマトには「リコピン」という脂肪燃焼効果が期待できる栄養素が含まれるため、体に脂肪が蓄積するのを防ぐとされています。
ヘルシーでダイエット中でも取り入れやすいといえるでしょう。

ミネストローネのレシピはコチラ

ネバネバ半田そうめん

長芋、オクラ、納豆のネバネバ食材を混ぜ合わせそうめんにのせたメニューです。
長芋、オクラ、納豆に含まれる食物繊維により、脂肪の吸収を抑える効果が期待できます。
脂肪の吸収を抑制すれば、体に余計な脂肪が蓄積するのを予防できるため、まさにダイエットにも最適です。
さらに、食物繊維は善玉菌のエサになって腸内環境を整える役割も担っています。
そうめんのカロリーが気になるときは、栄養満点のネバネバ食材とそうめんを組み合わせて食べてみてください。

ネバネバ半田そうめんのレシピはコチラ

まとめ

そうめんのカロリーと糖質量は、白米や玄米、食パンなどの主食に比べ少なめですが、一度にたくさん食べると、血圧が急上昇して太りやすくなります。
半田めんは、他の素麺よりも太く食べ応えがあるため、ダイエット中でも満足できます！
とはいえ、そうめんだけ食べると栄養バランスが偏ってしまうため、上記で紹介したように野菜を組み合わせて食べるのがおすすめ。
食べ方を工夫することで、ダイエット中にも夏の定番・そうめんを食事に取り入れやすくなります。ぜひお試しください！